とろろ昆布の味噌汁が中性脂肪を下げるって本当なの?
とろろ昆布の栄養価と効能について
とろろ昆布とは、乾燥させた昆布を細かく削ったものです。水分を吸収することで、昆布本来のとろみが出てきます。
そのとろみ成分が、細かく削られている分多く出るので、とろろ昆布と呼ばれて
いるのです。
とろみ成分だけでなく、風味もより多く出てきます。そのためとろろ昆布は、
味噌汁やお吸い物などの味付けによく使われています。
さらにとろろ昆布には、栄養価が高いという特徴もあります。
もともと昆布はミネラルやカルシウムなどの栄養分が豊富な食品ですが、
とろろ昆布は細かい分、それらの栄養価が体により多く吸収されるのです。
そのため食べることで、髪や爪がつややかに美しくなったり、
骨が丈夫になったりします。
ビタミンB1とB2も多く含まれているので、疲労も回復しやすくなります。
また、とろろ昆布のカロリーは100gあたり約117kcal、水溶性食物繊維も
豊富なので、ダイエット効果も期待できます。
特に、昆布などの海藻類特有のネバネバした成分に含まれている
フコイダンの約80%をアルギン酸カリウムが占めており、この成分には
血中の(LDL)悪玉コレステロールのみを下げる働きがあります。
この事が中性脂肪を減らし、血圧を下げ、血液もさらさらにしてくれる作用で
生活習慣病の予防にも大変効果的です。
とろろ昆布は健康維持に最適
日本にも西洋風の食生活がすっかり定着し、生活習慣病が深刻な問題になってきています。
「健康の基本は食べ物から」というように、食べ物を見直すことこそが、
健康を見直す第一歩といわれています。
特に、体に不足しがちなミネラル分を適量摂取することは重要なことです。
人体に必要とされる十数種類の必須ミネラル分を含んでおり、
それを自然に摂取できるもの、それが昆布なのです。
昆布はご存知のように海の野菜とも言われ、昔から日本で摂取されて
きました。生物は海から発生したといわれているように、昆布のミネラル
成分は海の組成に近く、体に自然に吸収されやすいわけです。
その昆布の中でも特に効果が高いといわれているのが、とろろ昆布です。
その加工工程からもわかるように、薄く削っている分、体の中で吸収しやすく
なっているのです。
さらに熱をかけていないことで、煮炊きを行わないことから成分の流出がなく、
より自然な形で摂取できるというわけです。
とろろ昆布のレシピで健康元気になる
とろろ昆布を使ったレシピは膨大な数が存在します。おつまみとしても、おかずとしても有効利用することが可能で、
様々な楽しみ方ができます。
凝ったものもできますが、とろろ昆布以外の材料をあまり使わずに、
そして手間もあまりかけずに作ることもできるので、忙しい人でも
問題なく作れます。
とろろ昆布は体力をつけることにも有効な食材なので、特に暑くなって
体力が落ちがちな夏に食べると、元気を維持することにつながります。
とろろ昆布に納豆やオクラなど、体力アップのために有効なネバネバ食材を
沢山入れることで、さらに元気を維持する効果をアップさせることができます。
このレシピとしては、とろろ昆布と納豆とオクラと醤油を混ぜ合わせるだけなので、
誰にでも作ることが可能なものになっていますので、一度試してみては
いかかでしょうか?
とろろ昆布を使ったレシピは他にも沢山存在するので、色々と試して
食べてみることで、身体にも良い効果を出しながら、美味しい食事
をすることができますよね。
おすすめ関連記事:中性脂肪を下げる食品とは?本当にさば缶でok?
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