アンボイナガイはなぜ海のスズメバチと呼ばれているのか
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アンボイナガイとはどのような生物か
イモガイ科の巻き貝であるアンボイナガイとは、その口内に毒針を隠し持っており、刺されると最悪の場合は死に至ることもあります。
Geogrpahy Cone – Conus geographus / smallislander
名前のアンボイナガイはインドネシアの都市の名前に由来しています。
夜行性であるため、昼間は石の下などに潜んでおり見つけにくい貝です。
現在、血清も無いため、刺されてしまった場合には一刻も早く毒を
吸い出す必要があります。
刺された際の痛みはそれほど強くはありませんが、時間の経過とともに
神経の麻痺が起こります。
適切な処置を行わなかった場合には、刺されてから20分程度で症状が現れ始め、
数時間で死に至る事もあります。
適切な処置を行った場合は、12時間程度で生命の危機を脱し、後遺症もなく
生活をおくることが出来るようになります。
アンボイナガイ 日本での生息地
強い毒を持つ巻き貝「アンボイナガイ」の日本での生息地は、伊豆諸島・紀伊半島以南です。
沖縄県では、ハブガイ・ハマナカ―と呼ばれることもあるようです。
特に浅海のサンゴ礁に多く生息しており、昼間は石の下などに潜んでいるため、
見つけにくいという特徴があります。
夜間には活動を開始し、主に小魚などの捕食しています。
魚を捕食する際に毒を使用しますが、時に人を刺すこともあり
血清が無いため、適切な処置を講じなかった場合に死者や重傷者が
多いとされています。
刺される原因としては、漁や潮干狩りが多いと報告されています。
猛毒を持つ貝ではありますが、驚くことに食べることも可能です。
さらに、この貝殻はコレクションとして集めている人も多数います。
アンボイナガイによる事故の報告や今後の課題
アンボイナガイは強烈な神経毒を持ったものであり、ダイバーたちが刺されて死ぬというケースも起こっています。
大事になる国別事故の報告に視点を移してみると、保証が最大でいくら
支払われるかや医療費の負担額がどこまで適応されるかなどいろいろな部分を
見ていくことも求められるとされています。
一方でこうした保証に個人個人が関心を示していくようにするという
見解も広く知れ渡るようにしていくことが重要にもなるのです。
同時に、アンボイナガイの情報をひとつでも多く知ることにつなげていくことが
これからは強く問われるのです。
そして過去に起こった事例を見ていくことで、細心の注意を払っていくことに
つなげていくことができるようになっていきます。
日本の海にいる危険生物や特徴
日本の海にいる危険生物や特徴を紹介します。ヒョウモンダコは体長10センチほどの小さなタコですが、
フグと同じほどの強い毒を持っています。
20090812 Notojima Aquarium 11 (Mirroring) / BONGURI
興奮するとルリ色のリング状の紋様が表れます。これが名前の由来になっていて、
その鮮やかな色で自分に毒があることを伝えています。
咬まれると呼吸困難になり酸欠状態に陥り、最悪の場合、
死に至る事もあります。
このタコによって死亡した例も何件も報告されています。
もし海で遊んでいる時にこのようなタコを見つけたら絶対に触ったり
とったりしてはいけません。
見ているだけではタコのほうから咬みつくようなことはありません。
この他にも海にはたくさんの危険生物が住んでいます。
見たことない生物にはむやみに触ったりしないようにしましょう。
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