観楓会の時期はいつ頃?どのような意味なの?

公開日: : 最終更新日:2014/12/06 生活・文化 ,

みなさんは、観楓会(かんぷうかい)という言葉をご存知でしょう
か。

文字通り楓(かえで)などの紅葉を観賞する集いの事で、北海道地
域では、秋に懇親を目的として行われる会合をこう呼んでいます。

本州以南に住んでいらっしゃる方には、春の花見を思い浮かべてい
ただければ、分かりやすいかと思います。

北海道では、南端にある松前、江差近辺を除けば、まとまった桜が
多く見られる場所が限られている為、秋の紅葉を観賞しながら飲食
する行事が定着したとされています。

なお、純粋に紅葉観賞を目的とする場合には、「紅葉狩り」と区別
して呼んでいます。

さて、本州以南の花見との大きな違いですが、日帰りでなく、宿泊
して催される場合が多い点です。

例えば、札幌近辺であれば、定山渓温泉、朝里川温泉、登別温泉や
洞爺湖温泉などが定番となっています。

宴会が目的の催しである為か、職場単位で、近郊の温泉に週末金曜
日の仕事終わりにバスで出発して、その夜宴会を行い、翌日土曜日
の午前中に解散というパターンも多く、紅葉を愛でるというよりは、
職場の慰安会という感じにとらえられています。

観楓会の開催時期は10月~11月ごろに行われる為、時期的にも北海
道ではかなり寒い地域もあり、北海道の温泉地にあるホテルや旅館
では、毎週金曜日を中心に団体予約が入っている所があるようで、
年末年始の忘新年会シーズンまで、宴会好きにはたまらない時期が
続きます。

このように、北海道独特の習慣である観楓会ですが、最近は泊りが
けではなく、近くの居酒屋で日帰りの飲み会だけで済ませる会社も
増えてきているようです。

しかし、観楓会は、本州における春の花見に代わる貴重な秋の社交
の場として重要な意味を持っています。

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