播州の秋祭りの日程や内容と注意点

公開日: : 生活・文化

兵庫県の南西部に位置する播磨地方一帯の神社で行われる大小様々
の秋季例大祭を総じて播州の秋祭り(ばんしゅうのあきまつり)と
呼びます。

日程的には、体育の日である10月の第2月曜日付近に行われていま
す。

例えば、多可町で行われる安田稲荷神社秋祭りは、平成12年以降、
体育の日の前の土日に行われるようになりました。



この神社でのお祭りには、宵宮(よいみや)の夜に「屋台」が宮入
りをし、そのまま境内に一泊するという他の地域にはみられない独
特の風習があります。

氏神様に屋台を奉納し、一夜をともに過ごしていただき、氏子の繁
栄と天下太平・五穀豊穣を祈願するお祭りとして伝えられています。

この「屋台」というのは、播州の秋祭りの主役といえるものですが、
露店ではなく、氏子各町から練りだす担ぎ型太鼓台のことです。

ちなみに、地元には地域独特の呼び方があり、「ヤッサ」、「ヤッ
タイ」、「太鼓」などと呼ばれています。

屋台は、播州地方一帯に分布しており、その数は、300から400にの
ぼるともいわれています。

布団を重箱のように重ねた屋根を基本形としていますが、地域によ
って布団の段数や装飾の仕様が異なるため、実に様々な屋台が存在
します。

屋台の見学をされる際には、いくつかの点に注意していただくこと
が必要です。

まず、各神社での祭礼にはバリケードが設けられていることがほと
んどありません。

屋台が観客の中を掻き分けて進むこともあるため、見学の際には常
に周囲に気を配ることが大切です。

屋台の進行方向が事前に観客に伝えられることもあまりないので、
自分で把握しなければなりません。

特に屋台の練り合わせを行う祭りでは、練り子や観客も増えるので
進行方向のわからない屋台には近づかないようにしましょう。

スポンサードリンク

関連記事

016883

成人式に行かない人の割合やその理由とは?あなたはどうする?

地元を離れ就職や進学をしている場合、晴れて成人の日を迎え、成 人式に出席することで何年かぶりで友人

記事を読む

056882

無洗米は水加減が命!失敗しない上手な炊き方のコツとは?

お米の精米技術は、昔に比べて大変進歩しました。 今ではすっかりお馴染みの無洗米は、最新の精米製

記事を読む

tatemono_jinja

靖国神社への行き方と参拝の作法

靖国神社は今から145年前に建てられ、主に過去の戦争等で亡くなった 日本の軍人などが 祀られている

記事を読む

045718

忘年会の出し物には盛り上がる簡単な手品はいかが?

「今年の忘年会で何か面白い出し物をやってくれないか?」と 上司に頼まれた場合、なかなか断ることって

記事を読む

070470

結婚内祝いのお返しでおすすめは何?お返しの相場も知りたい!

晴れてめでたく結婚したあなたが、親戚や友人、職場の人たちから 身に余るご祝儀を頂いた場合、何かお返

記事を読む

001551

家庭用天然水サーバー選び 注目すべき比較ポイントとは?

みなさんは、普段どのような水を飲んでいますか。 人間の体のおよそ80%は水分で出来ていると言わ

記事を読む

white_day_present

バレンタインの義理チョコへのお返しは何倍返しが相場?

バレンタインデーに、チョコレートを女性からプレゼントされることは 世の男性にとっては嬉しい限り。

記事を読む

031319

冠婚葬祭のマナー お金の相場や服装・持ち物などのまとめ

冠婚葬祭についてのまとめ記事一覧です。 成人式に関する記事のまとめ 成人式に行く男女であれば

記事を読む

026066

お盆でお墓参りに行く時の持ち物って何? マナーも教えて!

お盆やお彼岸などで、ご先祖様や肉親のお墓参りに行こうと思う時、 何を持っていけば良いのかわからない

記事を読む

花火大会

東京湾大華火祭 おすすめスポット攻略法

東京湾大華火祭(とうきょうわんだいはなびさい)は、日本の花火 大会人気ランキングでも押しも押されも

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

スポンサードリンク

  • 冠婚葬祭のマナー お金の相場や服装・持ち物などのまとめ
PAGE TOP ↑